■ 超音波診察ご紹介

●超音波診察の概要について
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超音波検査は麻酔の必要がなく、動物の体に対して無害であるため、繰り返し検査が可能です。

レントゲンでは検出できない軟部臓器の特に心臓、肝臓、胆嚢、腎臓、脾臓、副腎、卵巣、前立腺、リンパ節、眼内、膵臓等の異常構造や機能異常を見つけ出すことができます。 また、心臓のほかに腸管・血液など動態(方向)の評価に有効です。

そのため当院では人間用にも利用されている超音波検査機を導入し、ワンちゃんやニャンコちゃんの腹部の臓器を検査する際に小さい病変なども鮮明に映し出し、異常を少しでも早く見つけ出そうとしております。


●心臓の超音波検査
echopic-01.jpg【所見】
咳が出るとのことで心臓の超音波検査を行なったところ、上写真白矢印のように弁が肥大していました。


echopic-02.jpg下写真ではその位置の血流をカラーで描出すると僧帽弁逆流症であることが明らかとなったので、すぐにでも心臓の治療が必要な症例です。


●肝臓の超音波検査
echopic-03.jpg【所見】
血液検査により肝臓機能障害が疑われた犬の肝臓超音波検査所見です。
超音波検査により肝臓癌の存在することが発見されました。
早い段階で見つかったため、手術による治療が可能であった症例です。


●膀胱の超音波検査
echopic-04.jpg【所見】
尿意をもよおすことが多いとの主訴で、膀胱を超音波で検査した際に発見された膀胱腫瘍(黄色点線で囲まれた領域)です。


echopic-05.jpg【所見】
膀胱の超音波検査により膀胱内に多数の結石(白矢印)の存在していることが確認されました。 
右の写真は手術により摘出した結石です。


●子宮の超音波検査
echopic-06.jpg【所見】
食欲廃絶と嘔吐により来院した時に行なった超音波検査で、子宮内に膿が貯まっているのが発見されました。


echopic-07.jpgこの写真は膿が貯留した状態で摘出したイヌの子宮です。