■ 東洋医学診療ご紹介

●東洋医学・東洋医療の概要について
toyo09.jpg鎌倉山動物病院では最新技術治療と東洋医学の長所を取り入れ、大切なワンちゃん、ニャンコちゃんに優しい治療を実践しております。

また当院の東洋医療担当の顧問獣医師は、人間の鍼灸医師国家免許も所有しており、中国や鍼灸医師研究会で常に東洋医療技術を向上を行っています。
交通事故に遭い下半身不随になったワンコちゃんに東洋医療を実践した所、足が動かせるようになった治療例もあります。

東洋医学は主に経絡治療を行い、病気や体調不良を治すものです。
針灸治療では針や灸を使って病気や苦痛を治したりします。
頭からしっぽまで至るところに経穴(ツボ)があり、そこに細い針を刺したり、刺した針にモグサを乗せて火をつけ、熱で刺激したりします。

人ではトウ骨動脈で脈診をしますが、犬・猫では股内動脈で脈診をします。
心臓に遠い方から寸・関・尺部に3本の指頭、即ち薬指、中指、示指をあて、六部定位という、漢方でいうところの「肺、脾、心包、心、肝、腎経」の六経のどの経の脈が虚実しているか、左右の強弱の有無、バランスの崩れ等を診ます。 更にすこし中指を心臓より指半分遠位にずらし、脈状を診ます。 このように脈状診をした後、治療法を決定します。

●東洋医療で使用する器具について
東洋医学と言うとよく針と灸を想像します。
もちろん当院でも針灸器具は使いますが、その他にソフトレーザー治療器やパルス治療器、電子温灸器なども使って治療を行います。 なお東洋医学で使用するこれらの器具は、すべて人間用のものをペット用にして治療しています。

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●鍼治療について
dr02.jpgペットの状況を診察します。
脈診などでどこの経絡が弱いかを脈状診察し、どこの経穴に針を入れるかを決定します。
悪い部位に有効な経穴を探りあて、針治療用の細い針を入れます。

なお針は非常に細く、ペットは痛みを感じません。
(針は髪の毛ほど細いものです)


toyo11.jpg経絡を刺激するため、複数個所に針を入れます。このようにして悪い部位の治療を行います。
治療中は気持ちが良いらしく、おとなしくしているペットがほとんどです。


●灸治療について(灸頭針温灸)
toyo12.jpg脈診などでどこの経絡が弱いかを脈状診察し、どこの経穴に灸をするかを決定します。 経穴に灸頭針を入れます。


toyo13.jpg灸頭針にモグサを乗せ、線香で火をつけます。
灸の熱が針を伝わり経穴をゆっくり刺激します。
熱はじんわり伝わりますので、ペットは熱さをほとんど感じません。
気持ちが良いらしく、うっとりとした顔をしたり、時々診察台の上で寝てしまったりするペットもいます。


●ソフトレーザー光治療について
toyo05.jpgペットの状況を診察します。
脈診などでどこの経絡が弱いかを脈状診察し、刺激する経穴を決定します。
経穴を刺激する時間を決め、ソフトレーザー光を経穴にあてます。


toyo06.jpgソフトレーザー光の波長で経穴を刺激します。
皮下に浸透するソフトレーザー光によりペットは経穴を刺激されますが、痛みはありません。


●パルス治療について
toyo16.jpg脈状診察などにより、どこの経穴を刺激するかを決定します。経穴にパルス治療器を当てます。
パルス治療器を操作すると微弱な電流が流れます。この微弱電流により経穴を刺激して自己免疫力を高めます。
痛みはほとんどありません。